住民ディレクター事典

地方創生のヒント満載!!

くまもと未来国体とFM局

1999年開催されたくまもと未来国体では、熊本県庁内にイベント臨時FMFMみらい」を開局し、秋の国体期間を含む約1ヶ月間1日13時間の放送を実施しましたが、この時のスタッフはごく一部を除いて98市町村の住民ディレクター、住民キャスターで行いました。前年の1998年、国体開催年の1999年の2カ年に分けて講座を行い120人の住民ディレクター、住民キャスターが活躍しました。

県庁内に開局したイベントFMの放送を核に民放のニュース番組で週に一回25分枠の国体情報局という帯番組を春から終了の年末まで(熊本朝日放送)。またケーブルテレビ(熊本ケーブルネットワーク)でも4月から毎月30分放送を、そして既存のコミュニティFM(熊本シティFM)でも随時短い定期番組を担当しました。同時に既存マスコミの取材も次々と受けて住民ディレクター、住民ディレクター、住民キャスターの活躍は2年間次々と発信されました。また国体翌年にはこの時のメンバーを中心に地域情報発信番組「新発見伝くまもと」(熊本朝日放送)という30分番組を2年間、3年目には夕方番組での放送となっていきました。これらくまもと未来国体から民放番組のプロデュースは一貫してプリズムが行いました。国体時は個人事業だったプリズムは国体終了後に地域活性化を応援する有限会社プリズムとして本格的に法人としての地域応援会社に成長していきました。

 FMみらい澤さん

 

<国体期間中の番組>

1999年4月~10月 熊本朝日放送(KAB)の夕方テレビニュース内『人、光る。にゅーす』『がんばる、がいっぱい』(毎週金曜日、25分)、

1999年7~10月(国体本番) 臨時FM局(FMみらい) 1日13時間半のラジオ生放送