住民ディレクター事典

住民ディレクターとは?

住民ディレクターの意義・魅力

番組づくりは人づくり

住民ディレクターは番組づくりというプログラムを通して地域を新発見、再発見してひいては自分自身のことを見つめ直す活動です。

住民ディレクターの考案者 岸本晃は最初から一貫して「住民ディレクターという生き方をお伝えします」と言っています。

つまり既存のテレビ局やケーブルテレビが番組づくりをしているものとは根本的に目指すものが違うのです。「暮らしを豊かにするために」番組づくりを人材育成プログラムに活用しているのです。

ですから住民ディレクター活動をすることは「自分自身を変える」活動です。

知らなかった人々と交流し、自分の世界を広げ、自分の視点を表現することで地域の中での自分の位置や他者とつながって動きを創っていくことの楽しさを体感します。

それらの経験を生かして自分自身の生き方に変化が起こる!! それが「住民ディレクターという生き方」につながります。

住民ディレクターの意義・魅力については、「3分勝負!岸本塾入門」(八百万人TV)にて全21話(1本3分)でお伝えしています。ぜひご覧ください。

3分勝負!岸本塾入門」八百万人TV https://youtu.be/raIFRuVcYEQ?list=PLCF5A85B1EDF47E51

また、NHK大河ドラマ追走番組という住民ディレクター活動があります。2014年は「軍師官兵衛」を追走し、「官兵衛で國創り」という番組づくりをしました。これを例に「意義と魅力」をまとめたのが次の図です。

大河追走番組モデルの魅力と意義(1)~(5)へ

大河追走番組官兵衛2官兵衛3官兵衛4官兵衛5

<さまざまな住民ディレクターの形>

熊本住民ディレクター(NPOくまもと未来副理事長)澤さん

澤 啓子さん

〜地域と人の「かけはし」としての映像情報の発信〜

1998年、「くまもと未来国体」(1999年)にむけて県が開催した住民ディレクター養成講座を「ビデオカメラが使えるといいなァ」という軽い気持ちで受講。
「国体の様子を、市民の目線で伝える」をコンセプトにした国体情報番組の際は、国体選手の民泊の標準献立の中から郷土料理を企画。以後、住民ディレクターとして県内外の「食」とそれに関わる「人」をテーマにした「澤啓子の食べある記」は100を超えた。
国体後、カナダの知的障害の人形劇団「フェイマス・ピープル・プレイヤーズ」熊本公演の実行委員として5日間密着取材。15分間にまとめ(編集プリズム)、日本語版と英語版を制作、映像の力を知る。そしてその実行委員会が母体となって、障がい者支援の自立の店「ひまわり」がオープン。この一連の出来事は住民ディレクターが中心に番組づくりをすすめる「新発見伝くまもと」(熊本朝日放送)、そして「使えるテレビ」(ジェイコム熊本)でも放送された。
地域と人の「かけはし」として ライフワークへ

ビデオカメラを持って17年、取材したりされたりしていく中で、恵まれた熊本の良さを実感する日々です。いままで培ったネットワークがより深く強いものになり、これからも生活者の視点で日常の中から素晴らしい熊本の人や美味しい物を取材し、「地域」と「人」をつなぐ「かけはし」としての映像情報発信で地域づくり支援をライフワークとしていきたい。

 


吉村さん熊本住民ディレクター(NPOくまもと未来・すみっこの台所代表)

吉村明子さん

住民ディレクターは、映像を手段として情報を発信することで人と人の心と心を繋ぐものかけはしになれる仕事です。住民ディレクターの思いを持つことでぎすぎすした世の中を平和にできるような気がする。


才本さん山口住民ディレクター
才本 久美子 さん

山口での住民ディレクター講座の目的は「人材育成」でした。
その講座を中で感じた意義と魅力は「番組はおまけ」につきます。おまけに至るまでの過程がとても大切。
自分が伝えたいことを創っていく中で、企画力や広報力、創造力、コミュニケーション力・・・、それらを学び経験することができます。さらに、出来上がったものには自分と人やもの(地域や文化、自然など)との関係が現れています。
知らなかった自分、認めたくない自分と対峙するチャンスです。思ったようにできた時も、全く違うものになった時も、まずそれを受け止めて、なぜそうなったのか見つめる事ができることだと思います。
いちばんの魅力は、いろんな人と繋がることができる。
出逢った人から、知らなかったこと、新しい世界をみることができ、そこからまた、新しい出会いに広がっていけること。


かりさすさん千葉山武住民ディレクター
狩佐須 恵子 さん

住民ディレクターってなに?と耳慣れない言葉に興味を持って参加した「住民ディレクター講座」で、ビデオカメラ一つあれば、いつでもどこでも、気軽に番組が作れる事がわかり、早速デジタルカメラを買ったのは5年前の事です。
趣味のホームビデオの延長で撮りはじめたビデオリストも増えました。
最近では地域のイベントにも積極的に参加し、一緒にイベントを楽しみながら、素人目線で撮ったビデオを後でニヤニヤ編集するという、新たな楽しみも増えました。
これからも自分らしさを忘れずに、新しい事にも積極的に挑戦しながら、人の心に少しでも残るような番組作りを目指して行きたいと思います。


松本さん元祖住民ディレクター(熊本県山江村議会議員)
松本 佳久 さん

住民ディレクターの真の意義!!
世界中の誰もが、毎日自分の人生を必死に生きているのですから、世界中どこにでも、毎日毎日ニュースが生まれます。
それなのに、マスコミからのニュースはそのほとんどが東京やパリから流れて来ます。テレビ局のリポーターやカメラマンには数的に限界があり、毎日世界中のニュースを流すのは不可能というのが現状かと思います。
これについては、解決の妙薬があります。それが住民ディレクターなのです。
オーギュスト.ロダンは次の言葉を残しています。
深く激しく自分の考えを論じなさい。世の中の多くの人の考えと違っていても臆する事なく自分の感じている事を論じなさい!!
住民ディレクターの真の意義は、世界中の人々に自分の感じている事を伝える事である。
テレビやインターネットテレビ、マスコミ紙やミニコミ紙を通じて、誰でもが自分の考えを自由に発言出来る社会が、今始まっていると考える今日この頃である。


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山口住民ディレクター
山本有希 さん

住民ディレクターの魅力は、一言で言えば「当人(自分)の企画力がぐんと高まる!」ですね。
何をしたいのか、何を伝えたいのか、それを実現するためにはどうしたらいいのか、それらすべてについて、自分だけの考えや目線ではなく他の人とのことも考えて、考えて企画する、それがとても楽しい!一番の魅力ですね。


横澤さん岩手住田町住民ディレクター(岩手県住田町役場職員)
横澤 則子 さん

「カメラを持って町を歩けば、地域の喜怒哀楽が見えてきます。
 それが住民ディレクター
 カメラの中身を映し出せば、地域のつながりが見えてきます。
 それが住民ディレクター
 地域の元気が動きだします。」
私と岸本さんの出会いは今から6年ほど前になります。
地域づくり施策を担当する私は、シンクタンクの先生方のご指導をいただきながら、住田町のコミュニティ施策の課題解決に取り組んでいました。
交流不足の課題を解決する手法として紹介されたのが住民ディレクターであり岸本晃さんでした。
紆余曲折しながらもなんとか岸本さんの講座を継続することができ、「ねんぷにやっぺしの会」を設立。
設立して3年目になりますが、会員も少しずつ増え、会員皆がカメラを回し、月一回の番組づくりを継続しています。
これも、会員の皆さんが住民ディレクターとして活動する意義や番組づくりを通じたネットワークの広がりを実感しているからだと思います。
今では、私はほとんど取材に立ち合っておらず、最終チェックを行う役割だけになっています。


藤井さん東京杉並住民ディレクター(くにたち地域コラボ ママエステアシスト協会)
藤井 麻由美 さん

高橋さんの杉並TVの毎月の番組づくりに参加
参加されたお一人お一人の活動への思いが聞け、
その思いがカタチとなってゆく様を、知ることが出来ました。
そのおかげで、新しいアイデア・活動が生まれてゆきました。
くにたちは、市民活動が活発な市です。
そこに全く新しい手法「住民ディレクター」を入れてみたら、どんな化学反応が起こるかしら?それぞれが活発なゆえに独立?しがちな市民の皆さんに横のつながりができるのでは?
そこで、昨年11月「くにたち地域コラボ」へ高橋さんに来ていただき、3回の連続講座を開催しました。
大学生~シニアの方15名が参加。
急速に参加された方々との距離が縮まったため、
互いのイベントに参加し、もっとづながりが深くなり・・
と、ワタシの狙い通り!(笑)
「くにたち地域コラボ」のHPに完成した番組を、アップする予定です。

住民ディレクター、本当に面白いです。たくさんの可能性を感じます。
まだまだいっぱいアイデアが生まれると思います。

HPの講座案内
https://www.kunitachicollab.com/news/4447
広報紙「プラムジャム通信」
3ページ目に住民ディレクター講座の報告。
https://www.kunitachicollab.com/news/4876
みなさまに出会えたこと、とても感謝しています。


仲道さん福岡東峰村住民ディレクター(仲道歯科医院院長)
仲道 由美子 さん

わたしが考える「住民ディレクターの魅力」

・「番組を作る」「テレビに出演する」という今まで非日常だったことが、日常の生活の中でふつうにごく自然にできちゃう。そして楽しい。

・番組作りを通して

*自分のふるさとのことを知れることができる

*自分のふるさとの良さを再確認できる

*自分のふるさとのことがさらに好きになる

*自分のふるさとの課題も見えてくる

・たくさんの出会いが生まれ、広がり、心が豊かになる

・自分のふるさとを、外からの目で客観的に見る(知る)ことができる

官兵衛リレーCh.Vol1:歯科医の司会で視界広がる‼︎ 官兵衛で國創り司会者の仲道さんのご紹介です
http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=5236


山本さん東京杉並住民ディレクター(杉並区議会議員)
山本 明美 さん

住民ディレクターという言葉を知ったのは高橋明子さんをフェイスブックでお見かけし、お友達申請をさせて頂いてからでした。実際にお会いし取り組みを拝見するにつけ、もしかしたら私の活動を区民の方へお伝えできる有効な手段かも?と感じるようになりました。
政治家の文章って何だかきれいごとばかりで、写真も厳選して出しているから日常的な人物像が中々伝わらない、そんな悩みを抱えていたので、気軽に動画を撮り、コメントを添えて発信することが出来る手段は大変有効だと思います。
区議会議員として様々な課題に取り組んでいますが、その中のひとつであるこれから整備が進む都立公園に関してもスケールの大きさ、素晴らしさを自分目線を大切にしながら発信していける。また、例えば駅前でする街宣活動でもよく選挙ポスターで見かけるような拳をかかげてがんばっている姿だけでなく、ごく日常的な街の人との会話の様子やちょっとしたやり取りまでお伝えすることができる。そこから一票を本当に託しても良い議員かを沢山の方に考えていただく一助になればと願います。
そんな、可能性をあれこれ考えながら、「これからも住民ディレクターの一員として発信をして行きたい!」と考えています。


加藤さん福岡住民ディレクター
加藤 末徳 さん

私が最初に驚いたことは「住民Dの番組は素人がTV番組を作りました。よかったね!」ではなく「番組はオマケ」だということ。
しかし、その時点では「それ何?」という感じで理解できませんでした。その後、実際に作成現場に関わることで「番組をつくる過程が地域住民の連帯を強くしていく」ということを感じることが出来「番組はオマケ」の意味が少しずつ理解できるようになりました。
住民Dの活動目的は「自分自身を変える」というところにありますが、それがそのまま地域社会に役立つことにもなります。
たとえば最近増えている自然災害時において、番組作りによる常日頃の地域住民同士の連帯は、そのまま災害時の連絡や避難に役立つということです。
(※たまに訓練しているだけでは連絡や避難が十分でなかった例は多々あります)
このように普段の生活の中の範囲で行える住民Dの活動が、そのままえる地域貢献に繋がっているというところに一番の魅力を感じます。


西沢さん長野住民ディレクター
西沢 淑恵 さん

住民Dをやってよかったこと、気づいたこと?は、
一番は、多様な人と出会えたことです。
ジャンルに関係なく福祉の仕事をしている私にとって、普段出会えない人と出会えたことは、地域福祉の推進にとても役立ちます。
松代テレビでは、おじちゃん達の生きがいになり、男性がボランティアに関わりにくい中、生放送チームは男性のみ!そして居場所にもなっています。
居場所があるということは、そこに役割も出番もあること。それがこれからの地域社会にはとても必要になります。
地域福祉の理念、その人らしく住み慣れた地で安心に暮らすが実現できるのです。人とのつながりが生まれると、何かあった時にSOSがだせる。助け合い、支え合いができるわけです。
居場所としての役割から、プラットフォームにも。
ゲストで呼んだみなさんがつながり、そして拠点として情報が集まってくる。
実際にはそのつながりから何かが動いたというのはあまりないかもしれませんが、でも、小さいことは起きていると思います。
女性チームは、その柔軟な発想の元、男性チームにない動きをしています。住民D活動は、自分自身を表現できる場だとつくづく思います。
仕事がら、地域で活動する人々にちょっとスポットライトを当てたかった私にとってもは、格好の場でもありました。活動を取材しYouTubeにアップしていく、それは、記録にもなります。取材をするとなると、グループの方もその準備をします。自分たちの活動を振り返ったりするこれまたいい機会になったようです。
本当に住民D活動は、いろんな人にとってたくさんの幸せをもたらしていく活動だと思います。
社協で講座をした意味としては、こうしたことが起きるからだと思います。
八百万人では、全国の皆さんとも知り合いになれました。
これも出会いですね。


岸本さん兵庫佐用町住民ディレクター
岸本 秀子 さん

住民ディレクターの魅力 ~“住民ディレクター”の教育的効果~

通称「岸本晃プロデューサーの姉」として、現在処々で誤解を振りまいていますが、“住民ディレクター”に出会ったのは、およそ8年前ごろだったでしょうか。

当時、佐用町役場生涯学習課にて、子どもの創作活動・体験講座の担当をしていたとき、岸本晃さんと出会いました。私自身の子育て信条と、佐用町の豊かな自然環境での原体験こそが佐用町の人材育成、ふるさと創生につながるという信念に基づき、より質の高い講座内容を研究し、実践していた頃です。インプットとアウトプットのセットこそ効果的な学習であるという私の理念と、“住民ディレクター”の「自分たちの活動(=インプット)を自分たちで発信する(=アウトプット)」という概念は通じると瞬時に閃き、是非講座に導入したい、と晃さんにラブコールを送ったことから始まりました。

佐用町は地域SNSとCATVとの連動など通信サービスに力を入れ始めていたので、コンテンツの一つとして採用していただけるという好機にも乗り、2008(平成20)年度始めに子ども住民ディレクター講座を2回行いました。『商店街のCMを作る』とした連続講座、初顔合わせの小学校1年生から高校生3年生までの異年齢集団における共同作業に加え、初めてのカメラ、インタビュー、パソコン作業などなどの初めてづくし。晃プロデューサー及び協力いただいた佐用町の住民ディレクターの方々はそんな混乱の中を根気強くつきあってくださり、子どもたちは無事に住民ディレクターデビューを果たすことが出来ました。

以降毎月の講座では子どもたちがカメラを回し、レポーターも務めて感想などを述べ合い、秋には住民ディレクターごっこ的舞台発表、冬には高校生たちが番組制作するなど、子どもたちの表現力はもとより、積極的な姿勢や意欲の向上が大いにみられました。「伝える」という客観的な視点がもたらされたことで、自分中心の思い込みでは伝わらないこと、受け取り側の気持ちを察するという思いやりの心や、チームでの協働で作り上げる工程などで得られたコミュニケーション能力の高まりと、何を伝えたいのかと自分に問いかけ、精査する作業を通じて自分の内面を見つめることで、内的にも外的にも、子どもたちは成長していったと思います。

岸本さん表

通信業界の急速な発展により、今や誰もが簡単にメディアを通じて発信出来る時代になりました。デジタルツールで何を表現し、どう伝えていくのか? “住民ディレクター”は手にしたものがたまたまカメラであっただけで、案外アナログかつ不易な人間の営みなのではないでしょうか。

誰もが主体的に参加できる“住民ディレクター”の手法は、人を育てる、地域を育むシステムとして有効だと、懐かしく振り返りながら改めて感じています。


官兵衛リレーCh.Vol6:飛龍の滝・上月城のある兵庫県佐用町からHIDEBOM(ひでぼん)さんの紹介
http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=5437


印南さん大阪住民ディレクター(自給自足をめざすサラリーマン)
印南 勉 さん

自給自足を目指すサラリーマンの印南勉です。
私は藁ぶきの土間のある鹿児島の田舎の家で6歳まで過ごしました。今から思うとほぼ自給自足の生活。旬の美味しい野山の恵み頂き、山羊、鶏、牛と共に暮らし、ほぼ全てを自前で賄う生活でした。
それから日は経ち、熊本での台風19号、普賢岳噴火、大阪での阪神淡路大震災などの色んな天変地異も経験しました。インフラが寸断された時の都市部の弱さ、田舎の強さを目の当たりにしたときに、幼い時の記憶が蘇り、田舎の強さを見習うために、出来る範囲で自給自足を目指すことにしました。
良く見ると、手の入らなくなった田圃・畑・森林が里山に一杯あります。日本には強くて贅沢な里山の暮らしが有ったはず。
これをまた見習えば良いだけです。
それらの先人の知恵を生かすには距離を超え時を超えて今なら先進のツールで簡単にできます。勿論直接人と人をつなぐことも重要。また近くには経験豊富な年寄りも居ます。先人の知恵を生かし人を繋ぐ、すると、強く、活気のある、贅沢な時を過ごせる場所が出来るはず。これは住民ディレクター活動そのものです。
これからも鍬とカメラを持って自給自足を目指します。

老齢化・若者流出、による耕作地・森林放棄>村の過疎化
景気後退による失業>商店街の過疎化
何事も基本に戻ろう!そう昔みたいに自給自足をめざそう!個人で、家族で、村で、町で、国で。
それには顔の見える社会が必要。家族同士、隣同士、村同士、町同士。
私達が顔の見える社会を作るためにはどうしたら良いのか?
その答えが住民ディレクター活動です。
「住民ディレクターは人と人をつなぎます!」

官兵衛リレーCh.Vol3: 官兵衛と印南、そして岸本さん 大阪で自給自足をめざすサラリーマン・印南さんのご紹介です
http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=5294


小島さん2千葉山武住民ディレクター(山武地域SNS事務局長)
小島 妃佐子 さん

もともと山武市で地域SNSを使っての地域づくりをしているので、最初は住民ディレクターもその中の一つのコンテンツ・・くらいに思っていたのですが、実際はどれだけ地域の人たちと同じ目線で一緒に活動し、その中で自分自身を見つめなおす、という地域での生き方や自分のスタンスを創ること、であることがぼんやりわかってきたのが2年前。カメラを持って映像を撮るだけではなく、その在り方も各地域によってそれぞれの形でよくとても柔軟。山武の場合は地域SNSに参加するシニアと楽しくみんなで・・がコンセプト。おぼろげながら見えてきたのは、私自身、前に出るのではなく、一歩引いて全体を俯瞰し、まるで軍師のように地域に溶け込む。軍師官兵衛の追走を行いながら、歴史を追い、人を追い、行きついたのは、軍師のように地域を見ることでした。それが私にとっても住民ディレクターという生き方なのかもしれません。

地域づくりは人づくり・・まさに、人を創造する住民ディレクターはちょっと難解でとても魅力的であります。


11896172_885559691529354_1890845247256898587_n北海道富良野住民ディレクター(北海道アドベンチャーツアーズ)
寺田 雄仁 さん

動画や、画像を使って周りの自然や日々の暮らしを紹介したい思いはありました。なぜなら私を取り巻く環境は都会の生活からは想像もできないような美しくも厳しいそして日々新しい発見に満ちあふれているところだからです。私は町の別の方と組んでなにか取り組みをしたりしたことがあまりないため、住民ディレクターの効能のような物はよくわからないのですが、別の地域の方で一生懸命その活動していらっしゃる方と、なんとなく繋がりが構築されていくのがとても楽しいです。


佐藤さん熊本住民ディレクター(NPOくまもと未来)
佐藤 正 さん

さとう正の つぶやき
両松葉杖から片松葉杖になったので退院
これまで飛行機の事しか知らなかったので
 さてこれからどうしよう・・・・・
 何ができるんだろう・・・自分は何者?・・・
リハビリしながら探し求めボランティア募集を見つけては
かたっぱしから応募し、ことごとく断られ続けた中・・・
くまもと未来国体の住民ディレクターで採用して頂きました
時間はたっぷりあったので朝から夜まで毎日通い、老若男女
さまざまな人達に短期間でこんなに多く出会ったのは初めて
さまざまな機材、ラジオ・テレビ・情報発信の世界も初めて
未知の世界踏み込んだ感覚が、おもしろすぎて楽しい
山江村や東峰村も未知の世界でしたが、何度か通い話を聞くと
場所は違うけど共通の問題をかかえてたり・・・・
今はNetで語り合える時代・・・・凄いですね・・・・
でも、可能な限りリアルに会いたいです
さまざまな人達に出会うと、自分が出来る事がだんだん見えて
来て、具現化していく事によって、ドキドキワクワクします^

私の感じる住民ディレクターは探検家です

官兵衛リレーCh.Vol7:必見!黒田家”礎(いしずえ)”の地・備前福岡取材記 歩くスタジオ・熊本住民ディレクターさとうさんのご紹介です。
http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=5552


岡崎さん北海道占冠村住民ディレクター(NPO法人 山ほたる)
岡崎 善二さん

カメラ一台あれば、番組が出来る、
仲間が出来る。(魅力) 地域に住んでる方の暮らし目線で番組作りが可能(意義)

官兵衛リレーCh.Vol5:北海道から東峰村を2度も訪問! 雲海テラスのある地、北海道・占冠村で地域カフェ「ぼっこてぶくろ」をオープンされた岡崎さんのご紹介です。
http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=5387


久保さん兵庫佐用町住民ディレクター(佐用町役場 企画防災課長)
久保正彦 さん

住民ディレクターの魅力は、なんちゅーても自分が好きなように番組づくりができるゆーこっちゃな。番組づくりで地域に入ると、知らんかった地域のことがわかるし、地域の人と仲良ーになれるねん。また大きなテレビ局では放送してくれへん地域のことが発信できるねんなあ。おもしろいで住民ディレクター。

官兵衛リレーCh.Vol2:陰陽師の里江川に住む播州人 軍師官兵衛オープニングで登場する「飛龍の滝」のある兵庫県・佐用町にお住いの八百万人会員・久保さんのご紹介です
http://sns.yaoyorozu-hito.jp/blog/blog.php?key=5266


用松さん横浜住民ディレクター
用松 節子 さん

「来るもの拒まず、去る者追わず、そして再来も歓迎」これは私が通っていた空手道部の根本精神でしたが、住民ディレクターも同じだよ、と聞いて大変好きになりました。
番組づくりという(自分次第で何度でも経験できる)分かり易いゴールとプロセスは「伝えること」を肌で知る、感覚を磨くのに大変有効な手段であると感じます。「当事者になる」という言葉も住民ディレクターに関わって知った言葉です。
その経験は、地域づくり、企業づくり、そして自分づくりの根本にじわじわ効いてくるように思います。


中嶋さん富山住民ディレクター
中嶋 昭三さん

・押せば映るビデオを活用した「住民ディレクター活動」に対しては、私はこれまで、ほそぼそと、自分なりの活動をしてきました。
・山江村に参加し、横浜に行き、札幌、京都の「市民メディア祭」にも参加。
・個人的に、「動画」でなく、「写真」が得意なので、いまいち、「住民ディレクター活動」は、苦手な分野ですが、「地域起こし」としての意義が、あるような思いで、ほそぼそとこれまで、自分なりの活動を継続をして来ました。
・これからも自分流のスタイルで、できることを継続していく予定です。
<参考>中嶋のブログ:
http://ameblo.jp/snakashi/