住民ディレクター事典

地方創生のヒント満載!!

衛星放送の住民D番組

2003年~ 『南の國から』

プリズムではケーブルテレビの『使えるテレビ』、民放の『新発見伝くまもと』、くまもと未来国体での『FMみらい』と住民ディレクターの発信の場を常にプロデュースしてきましたが、人吉球磨地域での新たな発信の場としてCS衛星放送の場を確保しました。行政、民間共に住民ディレクターが育ち、くまもと未来国体や、新発見伝くまもとでの活躍も続きましたが、地元での普及が次の課題でした。そこでCS衛星放送なら人吉から全国放送というメディア開拓につながります。これが近い将来、来ると予測していたインターネットテレビ時代の準備期間です。実際にCS衛星放送を見る地元住民は少ないですが、それでもこれまでの熊本という領域から全国へと視聴者が広がる経験は東京や大阪へ出て行った知り合いが見たという反応などによって表れます。また、同じく東京や他地域の住民ディレクター活動が広がるにつれ、衛星放送の番組で繋がっていくという新しい体験が次の活動の原動力にもなっていきました。この衛星放送の番組『南の國から』は人吉球磨地域からはじまり、全国を歩いているうちに『日本の國から』にバージョンアップし、現在の東峰村でも2007年頃から衛星放送を活用した番組づくりで住民ディレクター養成が行われます。

南の國から 6月号 南の國から 打ち合わせ風景