住民ディレクター事典

住民ディレクターとは?

住民ディレクターとは

理念「暮らしの知恵の受発信で豊かな暮らしを創造する人」

ICTの世界では情報の受発信とよく言われるが、情報は一過性のもの。知恵は土地に根付き、または暮らしの中で生まれ、受け継がれていくもの。人間が本来もつ生きる知恵を受発信する主体的な人材が本当に豊かな地域を創造すると考えています。


住民ディレクターは、豊かな地域を創造する地域づくりのディレクターであり、同時に暮らしの知恵の発信者でもある人のこと。

テレビ番組を制作するプロセス(企画、取材、構成、編集及び広報、放送等)を通じ、地域づくりに求められる幅広い企画力・広報力・構想力を養い、メディアを有効的に活用しながら地域づくり、地域の活性化を推進することをめざしています。

番組制作プロセスを通じて、いわばOJT的に、こうした地域づくりの企画力を擁する人材を地域に育てることも、活動の目的のひとつです。

住民ディレクターは、「(ボタンを)押せば映る」「身体がカメラ」「番組はオマケ」を一貫した3原則と掲げ、「番組づくりは地域づくり」を実戦します。現代では、地域共同体の地縁社会と、デジタル縁社会をつなぐコネクターとしての役割も担います。

創始者は、岸本晃(東峰テレビ総合プロデューサー、一般社団法人八百万人理事長、(株)プリズム代表取締役)、平成8年春より各地で住民ディレクター養成と番組制作を通して地域活性に取り組んでいます。